群馬県高崎市の心身障害者総合サービスセンター「ハーモニー高崎ケアセンター」の概要と、活動内容を公開中です。

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高崎デイサービスから

ハーモニック3号より

震災を振り返って

「3.11」、あの東日本大震災から一年が経過しました。いまだかつて体験したことのない程の揺れを感じたあの日の事を忘れることは出来ません。
テレビから送られてくる津波や大規模火災の映像はとても信じられないもので、特に津波の恐ろしさがこれ程のものとは思ってもいませんでした。当センターでは怪我人や施設への直接的な被害はありませんでしたが、それでも震災はデイサービスに大きな影響をもたらしたのです。
まず物流が滞ったことによるガソリン不足。スタンドに行列ができる異常事態でしたが、センターは送迎ができなければ営業できません。毎日ガソリンを確保し、無駄に使わない等の努力が必要でした。そして計画停電。電気が止まるとエレベーターは使えず、入浴もできない。照明やテレビ、パソコンも消える。等々何の不便もなく当た り前の日常が、これほどに脆く当たり前ではないのだ、と思い知らされたものでした。
職員もそうですが、利用者さんはこれからの事を思うと不安でたまらなかったと思います。ですが、不安の中にもセンターの仲間や職員と過ごす表情は少しずつ変わっていったようにも思います。不便でも継続していくことで気持ちが和らいでいったのでしょうか。こういう時こそデイサービスを始めとする施設の役割は大きかったと思います。
しかし、安心はできません。未だ余震が続く中、いつまた大地震が発生するかわからないのですから、震災は過去のものと油断せず、準備や警戒を怠らないようにしなくてはいけません。
私達には短期間で「以前に近い」日常が戻ってきましたが、被災地では今も苦しんでいる多くの福祉関係者がいるはずです。彼らの辛さ、大変さを直接取って代わることはできませんが、仕事ができることを感謝して一日一日を頑張っていかなければいけないのだなと思った震災からの一年でした。

(主任 飯野 茂樹)

美味しい給食を目指して

私が当デイサービスセンターに就任してからお世話になっていた調理員さんの一人が、今年の春ご家族の関係で、急に退職されました。
しかし、幸いなことに新しい調理員も割と早く決まり、新生トリオになって三ケ月が経ちました。いわゆる後輩が出来ました。ついこの間まで調理員さんに頼っていたので、上手く仕事を教えられず悪いなぁと反省しています。その反面今までやってきた仕事内容をあらためて見直し、自分が新人の頃の気持ちを思い出す機会にもなりました。
前のメンバーより平均年齢が三歳も若返りました。力を合わせて、安心でおいしい給食作りを目指してがんばります。

(栄養士 柄沢 洋子)

外出行事

6月1日~21日までの約3週間をかけて、外出行事として前橋のけやきウォークに約37名の利用者さんと出かけて来ました。
一日利用者さん2~3名、職員2~3名で行っているのでほぼ一対一で食事と買い物が楽しめます。
私も2回参加したのですが普段とは違う関わりが出来て、新しい発見もあったように感じます。
出かける何日か前から何を食べる?何を買う?と計画を練りながら当日を楽しみにしている様な感じでした。帰ってきた後も何を食べた?何を買ったの?の話しで盛り上がっていました。でもやっぱり食べ物の話しがダントツでおいしいものを食べた後は皆さん幸せそうでした。
利用者さんと一緒に食事が出来るのは行事の時だけなのでそれもまた貴重な時間でした。私が一緒に行ったYちゃんは普段からよく食べ、好きな食べ物の話しを笑顔でしてくれる女の子です。当日もペッパーランチのハンバーグ、オレンジジュースをペロリと完食。おやつのチョコアイスもあっと言う間に食べてしまいました。お土産に買ったドーナツもお家の人と一緒に食べたそうです。
お家の人へのお土産も皆さん真剣に選んでおり、家族の人と出掛ける買い物とは違い、自らの意志で選び本当に欲しい物を購入できて良い気分転換とストレス解消になった事と思います。

(社会福祉士 久我 郁子)

行事に活動

6月1日から約3週間掛けての外出行事がありました。行事に参加出来た37名の利用者さんご本人やご家族から今回の行事についてのアンケートにもご協力して頂き、色々なご意見やご感想をいただきました。
「また行きたい!」との声も多くあり、これからの行事計画にも参考にしていきたいと思います。
さて、そうこうしているうちに7月になり、センター一階のフロアーに一本の竹の枝が登場しました。七夕に向けて利用者さんと一緒に活動の時間を使って飾り付けをして短冊に願い事が叶うといいなと念じながら書きました。
今回、残念ながら外出行事に参加出来なかった方にもセンター内でのこのような活動を通して季節を感じつつ、楽しくセンターで過ごして頂けるようこれからも様々な活動や行事を考えて行けたらいいなと思います。

(介護福祉士 青木 加代)

充実した活動時間を…

高崎デイの午後の活動は、今やメジャーとなったカラオケで、二階フロアを大いに賑わせています。しかし、部屋の隅の方から「ジャラジャラ」と音が聞こえてきます。一部の利用者さんには好評で、卓を囲み麻雀が行われています。 麻雀といっても、点数や細かいルールは決めず、とにかく役を作り上がる事を楽しみとして行っています。
カラオケと比較すると地味~な印象を受けるかと思いますが、実際にやってみると役を作る手順、自分の上がり牌は何か、相手の待ち牌は何かなど考えていると結構頭を使いながら楽しんでいるようです。
何人かの利用者さんの様子を観察していた時ですが、自分の配られた牌の数がゲームを進めていく上で足りなくなっていた事が何回かありました。麻雀を久しぶりに行ったからかなと思い、気にも止めていませんでしたが、数が足りなくなっていた利用者さんは、脳に障害を受け、高次脳機能障害を持ち、もしかしたら半側空間無視により左側が認識しづらかった可能性も考えられたのではないでしょうか。
麻雀、カラオケと活動を増やす事によって、利用者さんの個性を引き出したり、また細かい変化にも気を配れるのだなと実感しました。
現在私達は「自立支援法」という法の下で利用者さんの介護業務に携わっていますが、今後法改正により新法案に移行する祭に戸惑う利用者さんがいらっしゃるかもしれませんし、移行に伴う事務手続きが一時的に増える可能性もあります。
現場で働く私達にとって出来る事は、明るい環境作りはもちろん、皆さんに心から楽しんでもらえるよう現行のサービスにプラスαのサービス提供が出来るよう心掛けていきたいと思います。

(支援員 木村 友彦)

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