群馬県高崎市の心身障害者総合サービスセンター「ハーモニー高崎ケアセンター」の概要と、活動内容を公開中です。

ハーモニー高崎ケアセンターへのお問い合わせ

高崎デイサービスから

ハーモニック9号より

M様とのお約束

ニューフェイスM様は3月に高校を卒業し、高崎デイを利用する事になりました。とても可愛いくて利用を始めてすぐに職員はもちろんの事、利用者様の心もつかんでいました。
そんなM様は、天真爛漫、自由奔放という感じでカセットデッキやテレビを独り占めして自分でCD、DVDを繰り返し聞くのが大好きです。
そこで高崎デイではM様とのお約束を決め、他の利用者様との関わる社会性の大切さも覚えて頂く事になりました。
するとM様は1つ1つお約束を守れる様になり、片言ですが、お話できるM様は職員や利用者様とも少しずつコミュニケーションをとれる様になりました。
そんな6月、M様は外出行事けやきウオークへのお買い物ツアーに参加されました。その日は朝から緊張していて、あきらかに外出行事への緊張感でした。
朝、お母様に言われた事は、「2つの買い物と食事」でした。その事がM様なりに強く強く頭に入っていて、食事中、まだ食べ終わる前から買う物を言葉に出して確認をしていました。
まだ他の利用者様が食べ終わってなかったために、買い物に出るのを少し待って貰いましたが、ずっと言い続けていました。その後、買い物を無事終えてトイレを済ませると、安心したのでしょうか眠ってしまいました。朝、お母様から言われた事を全うしようと必死だった様に思われ、そんなM様の寝顔を見た私は愛おしく思いました。
これからの高崎デイではいろいろな楽しい行事を行う予定です。利用者様とのコミュニケーションを大切にしながら、集団生活の楽しさや喜びを教えてあげられる事を目標とし、職員全員で力を合わせ、素敵な高崎デイとなれたら嬉しいです。

(山口 郁美)


マイ ジョブ

私は週に一度デイサービスセンターに来ています。
私の仕事は、①利用者の方々の健康に関する相談をお受けすること、②新規の利用者の方とそのご家族に利用開始前にお会いして、病歴や現在の病状や障害の程度を理解しておくこと、③センター長と様々なセンター運営について話し合いをすること、④「安全管理員会」(原則として月に一回)に出席して、利用者の方々の安全確保に努めること、⑤センターの「看護会議」(原則として月に一回)で看護業務の検討に参加すること、⑥「ハーモニー高崎ケアセンター」のスタッフと事務的業務の打ち合わせなどを行うこと、⑦利用者の方々と雑談をしたり一緒に遊んだりすることです。
①~⑥は、悩ましい問題があったり、解決がややこしかったり、理想と現実のギャップに困ったり、必ずしも楽しいこととは限りません。
しかし、最後に挙げた⑦は楽しいですネ。一番良く接するのは、マージャンをやっている方々かもしれません。少々お堅い方は「エッ?デイサービスセンターでマージャン?」とお思いになるかもしれません。
しかし、マージャンは娯楽として楽しい時間を過ごせるのはもちろんですが、プレー中は頭を使いますし、参加する方は一生懸命手を使うように努力してくれますので、頭と手のリハビリになると思っています。(精神科の医師に成り立ての頃、大学病院の精神病棟で患者さんがマージャンをしていましたが、医者も暇を見つけては参加していたのを思い出します。)
センターの職員が一人加わってやることが多いのですが、何かと用事ができて中座せざるを得ないので、私が入ることがしばしばあります。私の「仕事」は、手が不自由な方に代わって牌(パイ)を並べたり、牌をを引いたり捨てたりすることです。
私も何かと用事ができるので、せいぜい二十分程度のおつきあいですが、プレーとプレー中の会話を楽しませてもらっています。
私がマージャンをやっているところをごらんになった方は、「勝負事が好きな医者だ」なんて思わないでください。囲碁以外の勝負事は、ホントは苦手なのです。

(総合施設長 花岡 卓二)


楽しい午後のひととき

今年度から厨房で働く私たち3人も、午後のひとときを利用者様と過ごさせて頂いてます。
センターの午後は、各利用者様が個々に好きな事で過ごします。カラオケ、手芸、パソコン、麻雀、ゲームなど多種多様で、私たちも一緒に楽しませてもらってます。
先日はカラオケを隣で聞いていたら「デュエットしよう」と誘われ、十数年ぶりに歌いました。選曲も曲の入力もみな利用者様にして頂きました。
手芸が得意な利用者様とは、手を動かしながら色々な会話で盛り上がります。作品については勿論、料理についての質問や『○○が食べたい』などのリクエストやその日の食事の感想なども聞け、献立作成の参考になります。
おやつの時間に、誕生日の利用者様がいらしたらちょっとしたお祝いをするのですが、ある時、おやつが水ようかんで『誕生日なのに、水ようかん?』と言われみんなで大爆笑したりと、職員である私たちまで毎日楽しんでます。 センターの利用者様の優しさとパワーに負けないよう、頑張りたいです。

(栄養士 柄沢 洋子)


外出行事

今回、6月の第1週から7月の第3週までの期間を使って利用者様3人と職員2人の編成で計7回に分かれて「けやきウォーク前橋」へ出掛けて来ました。1日を通して一緒に買い物や食事、ゲームなどをしたことで普段センターを利用されている時とは違った接し方ができてとても新鮮でした。
数日前から、行ったら何をするか、何を食べるかなどと皆さんは楽しそうに話されていました。当日の車内でもお昼ご飯は何がおすすめかという話になり、利用者様のN様は「長崎ちゃんぽんがおいしいよ!俺は前に来たときも長崎ちゃんぽんを食べたよ!」と嬉しそうに教えてくれました。
一緒に行ったHさんはハンバーグ、Mさんは塩ラーメン、おすすめを教えてくれたNさんは長崎ちゃんぽんを、一緒のテーブルで美味しそうに食べていました。
私自身、利用者様達と外出する行事に参加することが初めてだったので、一緒の日に出掛ける方達に楽しんでいただけるか不安でしたが、Nさんに「今日はとても楽しかったよ!」と言っていただけてとても嬉しかったです。今後も皆様の笑顔を引き出せていけるように努力していきます。

(生活支援員 正直 裕基)


楽しくゆったり過ごしてください

高崎デイが平成10年に開設されて17年余り。その間数多くの方々にご利用いただきたくさんの出会いがありました。 この春も新規の利用者様をお迎えしました。その中のM様とI様は利用当初は少し緊張もされていたようですが、すぐに他の利用者様や職員ともうち解け、みんなで大きなジグソーパズルを完成させたり、麻雀やカラオケの輪に入ったり・・・日増しに友人が増えていき、笑顔があふれる、そんなように見えました。
元々の人柄がそうさせているのでしょうが、人生経験が豊富なお二人と言えど、障がいをもって福祉という未知の世界に入ってくるのは少なからず不安もあったと思います。その不安をいかに軽くするお手伝いができるか。それはいつも変わらず明るくお迎えし、安心して一日を過ごしていただける、ここに来れば気のおけない仲間や優しい職員がいる、そんな環境作りやサービスを提供することだと思います。そんな雰囲気を感じていただけていたのなら本当に嬉しいです。
「高崎デイに来て良かった、世界が広がったようだ」というお話があったことを職員を通じてお聞きすることができました。本当にありがたいお言葉ですが、これからも「来て良かった」「来るのが楽しみ」と全ての利用者様に思っていただけるように職員全員で努力していきたいと思っています。皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(センター長 飯野 茂樹)


ハーモニーを奏でて

「今日は顔が少しむくんでいるみたいだね。どうしたの?昨夜飲み過ぎた?」(Aさん) 「ドキッ!・・・(何で分かるの?!)」(職員) 「靴下に穴があいてるよ!」(Kさん) 「エッ・・・気が付かなかったよ~。教えてくれてありがとう」(職員)
目配せにて「ほら!後ろ・・・大変!大変!!」(Yさん)振り返ると・・・付き添いが必要な利用者様が立ち上がろうとしていた。「教えてくれてありがとう。・・・ホッ。」(職員)
その他、お薦めの本や好きな車の話、美味しいお店の情報交換や難しい政治の話まで。 職員からお声を掛けさせて頂く場面は勿論のこと、このようなやり取りが盛り沢山で紹介しきれないのが残念です(笑)
お話ができない利用者様には、話し掛けながら『如何に笑って頂けるか』を掲げて、表情や目の動きや発声を自分なりに捉えて勝手に二人の世界を楽しんだりしています。とは言え「いいよ!無理矢理笑わせようとしなくても」なんて返事(表情)が返って来る時もあり、それでもしつこくあの手この手を使い、お家の話やテレビの話、思いつく事を言ってるうちに「もう~しょうがないなぁ。付き合いで笑ってやるよ!」そんな声が聞こえてきます。(いつもありがとう)
お出向かいの時、「オレさぁ~」で始まり、ご本人の代弁をされるHくんママとの会話を楽しみにしている職員もいます。
ここハーモニーでは、笑顔を交わしたり会話を交わしながら、利用者様とご家族様そして職員、また私達を囲む周りの大勢の人達とのいろんなハーモニーを奏でています。

(主任 保育士 猶原 明美)

ページトップへ