群馬県高崎市の心身障害者総合サービスセンター「ハーモニー高崎ケアセンター」の概要と、活動内容を公開中です。

ハーモニー高崎ケアセンターへのお問い合わせ

高崎デイサービスから

ハーモニック14号より

新年度を迎えたと思っているうちに、いつの間にやら麦秋も終わり、田植えの季節も過ぎようとしています。
新年度のお話をするには少々遅くなりましたが、当法人の状況を簡単にお話しします。
まず昨年4月に事業を開始した「ゾーン・サポート きぬの郷」は、おかげさまで大過なく1年が経過し、利用者の人数も少しずつ増えております。
また3月に開かれた理事会では今年度の事業計画等が承認され、また5月の理事会においては昨年度の決算等が承認されて、法人の事業はほぼ順調に推移しております。
理事会で承認を得た事業の中で特に大きな事業は、高崎市大八木町に施設を移転する最初の一歩として、この地に在宅支援センターを建設し事業を開始する計画です。この在宅支援センターには当法人では初めて運営する事業所として多機能型通所支援事業所、訪問看護&訪問リハビリテーション事業所、居宅介護事業所、障害児(者)歯科診療所の設置・運営が含まれ、はんな・さわらび療育園内の相談支援事業所もこの地に移転させる計画です。これらの新しい事業は、来年の今頃には運営を開始したいと思っています。
新しいことにチャレンジするのは困難も多いはずですが、地域の皆様のお役に少しでも立てればと努力を重ねるつもりでおります。はんな・さわらび療育園の移転については、現在定期的に会議を開き最も基礎的な部分の計画作成に取り組んでいるところです。さらに当デイサービスセンターの運営についても地道な努力を重ねていきますが、利用される方々をもう少し増やしたいと思っておりますので、お知り合い等に利用可能な方がいらっしゃいましたら、是非施設見学にお誘い下さい。ハーモニー高崎ケアセンターの運営についても、可能な範囲でなるべく多くの方々が利用しやすいように配慮して行きたいと思っていますので、宜しくお願いいたします。
さて、TVや新聞でご存じのように、「忖度(そんたく)」という普段は我々がさほど口にしない言葉が今や流行語になっています。年末の行事として毎年京都の清水寺の貫首が書く「今年の漢字」は、ひょっとすると「忖」かもしれません。
広辞苑には「(『忖』も『度』も、はかるの意) 他人の心中をおしはかること。推察」と書いてあります。他人の「心中を推し量る」という事は、福祉に携わる我々の立場に置き換えてみると、障害を持っている方々のその時その時のニーズを推し量って、先回りして支援・介護にあたるということになるのでしょう。我々にとってはとても大切な姿勢だと思います。一方、障害を持っている方々の側からすると、細かいことを言う前に「以心伝心」で支援・介護にあたってほしいということかもしれません。
しかし、忖度する際に相手の思いを「深読み」しすぎることや誤った推察をすること、さらには単にこちらが思い込んでしまう(碁や将棋で言う「勝手読み」)だけという危険性をはらんでいます。また、「以心伝心」は理想ではありますが、我々平凡な人間どうしの間ではとても難しいことです。
やはり障害者の方々が自分のしてほしいことや思いを、言葉で、言葉にならない声で、ちょっとしたゼスチャーで、(指さす)文字で、表情で訴え、支援・介護に当たるスタッフが注意深くそれらを読み取るという直接的で相互的な人間関係が本当の意味のコミュニケーションなのではないかと、「忖度」という言葉を見聞きしながら私はふと思います。

(ハーモニー高崎ケアセンター 総合施設長 花岡卓二)


新センター長就任挨拶

新年度を迎え、まずはいつも高崎市心身障害者デイサービスセンターをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、平成29年4月1日をもちまして、飯野の後任として、デイサービスセンターのセンター長に就任いたしました「相模裕二」と申します。
私は、当法人の「はんな・さわらび療育園」入所施設(療養介護)で約16年間、看護師として、管理職として従事させていただきました。今回異動によりデイサービスでお世話になることになりました。なにぶん生活介護の経験は未熟ではございますが、ご指導、ご協力を頂きながら、日々勉強し努力してまいる所存でございます。つきましては宜しくご支援を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

改めてご挨拶ですが、今後のデイサービスセンターの目標を掲げました。開設から今まで積み上げてきた事業所の良いところは継続し、全職員が一致団結し、今まで以上に質の高いサービスを提供していきたいと考えております。
*毎日でも来たくなるような事業所
*毎日来ていても飽きることのない事業所
*臨機応変に対応出来る対応力のある事業所
*最後まできちんとやり遂げることが出来る事業所
*職員が活き活きと働ける事業所
このことを実践して、すべての物事にしっかり向き合っていく所存です。
多くの利用者様が来ていただけるような事業所を作っていきたいと思いますので、皆様応援宜しくお願い致します。

(高崎デイサービスセンター センター長 相模裕二)


ハッピーバースデー

「1つとると1つ増えるものってなーんだ?」
答えは年齢です。答えがすぐにわかった人、「?」がたくさん浮かんだ人…皆さんはどうでしたか?大人になるにつれて、1つ年をとってしまう誕生日を「嫌だなぁ…」なんて思っている方もいることでしょう。でも、大人になってから誕生日を祝ってもらうことって少なくなっていませんか?
当センターでは利用者様の誕生日に合わせて誕生会を行っています。おやつの時間前になると皆さんに部屋に集まっていただき誕生会は始まります。「ハッピーバースデー」の音楽が流れてくると、誕生日を迎える利用者様(本日の主役!)が花のアーチをくぐって登場です。そして、あらためて部屋に集まっていただいた皆さんに「本日の主役」を紹介します。プレゼントは、ささやかではありますが職員が作ったバースデーカードをお渡ししています。そこにはセンターで過ごされている日々の中で職員が利用者様に対して思っていることが記されています。いつも思っているけれど、口に出すと少し気恥ずかしくなるような言葉も、とても温かみのある言葉となってカードに記されています。また、利用者様と同じ誕生日の芸能人も紹介しています。自分がどんな人と同じ誕生日なのか、皆さんも一度は気にしたことがあるのではないでしょうか。芸能人を紹介すると、今をときめくタレントさんの時は「オーッ!」と歓声が上がり、お笑い芸人さん(特に芸がすべり気味の…)の時は笑いが起こったり…と、とても和やかな雰囲気で時間は過ぎていきます。会の最後には本日の主役となった利用者様におやつを紹介していただき、おやつの時間へと続いていきます。
ところで、先ほど「利用者様が花のアーチをくぐって…」と紹介しましたが、このアーチも職員が作ったものです。「おはながみ」という紙で花が作られているのですが、その花が最近少々しおれてきてしまいましたので、この度新たなものを製作しました。初代アーチは多くの利用者様を迎えて誕生日に彩りを添えてくれましたが、2代目アーチもたくさんの笑顔と喜びの時をもたらしてくれることでしょう。
おやつ前のほんの束の間ではありますが、「いくつになっても誕生日を祝ってもらうのっていいな」、そんな風に皆さんに思っていただけたら嬉しいです。

(社会福祉士 菊池 省美)


節分行事

2月3日(金)、当センターで節分行事が行われました。活動班の男性職員2名で計画を立て、ゲームを考えました。活動班以外の男性職員2名を鬼役として依頼しましたが、以前鬼役の人が、「利用者様から本気で豆の代わりの落花生をぶつけられ、かなり痛かった」との話を聞いていたので、今回は柔らかい桜紙を丸めたものを豆の代わりとし、鬼の体に貼り付くように、段ボールにガムテープを粘着面が表になるように貼り付け、それを体につけてもらうことにしました。ところが当日鬼役の職員の1人が体調不良で休みとなってしまいました。他に頼める男性職員がおらずどうしようかと頭を悩ませていると、利用者のI様が、「俺、鬼をやってもいいよ」と言ってくださり、好御意に甘えてやっていただくことになりました。I様は杖で歩行される方で、段ボールを体につけて歩くのに大変じゃないかと思いましたが、本番では頭に角がついたものをかぶり、にこにこしながら輪になっている利用者様たちの中をゆっくり歩き、豆をぶつけられていました。人の良い鬼で、こんな鬼なら大歓迎といった感じでした。普通でしたら鬼は悪役で職員でもあまり乗り気がしないのに、ましてや利用者様から自発的に引き受けてくださり、本当に大助かりでした。 また利用者のF様は、普段は集団活動にはあまり参加されない方ですが、節分行事には進んで参加され、時折とても良い笑顔を見せてくださっていました。F様の帰りの送迎でお家に着くと、ご家族のお話で節分行事は毎年楽しみにしていて、今年も楽しみにしていたとのことでした。センターに沢山の福が来た節分行事でした。

(作業療法士 柴山 伸雄)


異動の挨拶

4月1日より、はんな・さわらび療育園の通所支援センターに異動となりました。
ハーモニーでは13年という長い間働かせていただきました。みなさんと過ごした日々は私にとってとても充実した時間で、利用者様一人一人は家族のような、時には親友のような存在になっていました。このような大切な時間をみなさんと過ごすことが出来、とても感謝しています。
ハーモニーでの楽しい思い出を胸にまた新たに頑張りたいと思います。今まで本当にありがとうございました。

(介護福祉士 友野 瑞穂)
※旧姓 吉田


素晴らしい出会いに感謝

この度、2001年より通い続けた高崎デイサービスセンターより、はんな・さわらび療育園へ異動となりました。16年近くの間たくさんの利用者様、ご家族、職員他関係者の方々とご一緒させていただき、楽しいこと、嬉しいこと、時には辛く厳しいこともありましたが、今ではそれら全てが良い思い出、勉強になることばかりだった思いがします。最後の出勤の日、皆様からいただいた温かい言葉に今も涙が出てしまいます。寂しい思いは変わりませんが、前を向いて頑張ってきます。
利用者の皆様、これからもたくさん高崎デイを利用してください。職員は皆、それにしっかり応えられるよう頑張ってください。これからもずっと高崎デイを応援しています。またお会いするのを楽しみに。ありがとうございました。

(介護福祉士 飯野 茂樹)


ページトップへ